●16周年になってました 3/8
確定申告でバタバタしてたら3/7で16周年になってました。
恐ろしいことに去年は書き忘れているのに全く気付いていませんでした。去年は今年以上に動き回らなければならない部分もあったので仕方がないと言い訳しておこう。
今年の冬は暖かいな~という感覚がありましたが、花の感じとしては梅は終わったが、桃はまだ蕾、桜に至っては全く気配なしですね。
老眼が始まり、暗い部分の細かいものが見えづらくなってきた今日この頃、衰えるものは仕方がない、少しでも踏みとどまれるように、また新しいものを積み上げられるように精進して行きます。
●14周年らしいです 3/8
油断していたら3/7で14周年になりました。
去年書いたものを見ると、去年は既に梅から桃に移り変わっていたようですが、今年はまだ梅の花がバッチリ咲いており、桃の花はまだまだ蕾硬くといった感じです。
そして新型コロナウィルスは未だ収束せずですが、オリンピックは無事開催され、十日恵比須ももどんど焼きも縮小されながらもなんとか行けました。
私事では3回目のコロナワクチンは副作用が微妙ながら長引き、元に戻るのに3日を要しました。
来年の今頃はコロナの時は大変だったね~等と笑っていたいものです。
●超高機能猫トイレtoletta 4/12
超高機能IoT猫トイレtolettaが「ウェルニャス2021プロジェクト」というのをやってます。
tolettaは、猫がトイレに入るだけで、尿量・尿回数・体重・トイレ入室回数滞在時間・トイレの間隔を自動計測してくれる高機能システムトイレです。
スマホの専用アプリからデータをチェックして猫の泌尿器疾患を事前に察知できるようになってます
本体19,800とお高いですが、今回のプロジェクトでは無料提供されます。
条件がありますので、興味がある方はQRコードから確認してみてください。
●13周年! 3/8
13周年になりました。
梅の花が終わり、今は桃の花が満開です。桜までもう少しですね。今年は冬がしっかりと寒かったので、暖かくなってきたな~という実感がありますね。
それにしても新型コロナウィルスが収束の気配を見せてくれません。ワクチン接種が広がって、うまく落ち着いてくれないと籠ってばかりではしんどいです。
いつもやっていた行事が何も出来ない! 初詣は辛うじて行けたが、十日恵比須も行ってないし、どんど焼きもなし、花火も学会もないのはつまらない
そして、オリンピックは無事開催できるのでしょうか。
●遂に12周年 3/7
今日で12周年です。
今年の冬は暖かかったせいで、春が来てるな~という実感も薄めですが、小鳥や木々はしっかりと春になってきています。
新型コロナウィルスが猛威を振るい、先の見通せない日々が続きますが、一番しんどいのはいきなり小学校が休校してしまったことでしょうか。
今年も1年何とか無事に終えられるといいですね。
●11年経ちました! 3/7
今日で11周年になります。
毎年この時期にしか更新してませんが、あったことを振り返る良い機会にはなってます。
去年はまだまだでしたが、今年は梅の花がもうすっかり散ってしまいました。そういえば、今年はメジロを見かけなかったな~。
同じようで少しずつ違う春を迎えながら、自分も少しずつ変化(老化ともいうが・・・)をしていきます。できれば成長したいな~。
●10周年 3/7
ついに10周年です。
今年は梅の花はまだまだ満開状態で、桃の蕾が膨らみ始めたあたり、桜に至ってはまだまだ冬模様と、去年よりも随分遅い春となっております。
この10年の間にも色々なことが起こりました。リーマンショックなんかもありましたし、東日本・熊本の地震、水害など、こちらでは過去のことでもまだまだ戦っている方も多くいらっしゃると思われます。
一つの大きな区切りが来ましたが、特別なことをするでもなく、一歩一歩前に進んでいこう思う3月7日です。
●9周年 3/7
本日とうとう9周年となりました。
庭の梅が終わり、桃の花が咲き始め、桜はまだまだ蕾の状態。まだまだ寒いとはいえ3月、どんどん春になってきているな~と思いつつ、
子供の成長を行事で実感する時期になり、馬子にも衣裳で写真を撮りに行くことを考えながら、また1年が過ぎているな~と思い至ります。
今年も1年宜しくお願いいたします。
●8周年 3/7
また1年が過ぎ去り、とうとう8周年となりました。
先日飼い猫が亡くなり、だいぶ年取ったな~等と自分や周囲の老化も考えさせられました。
何となく生きていても、あれやこれやと頑張っていても、同じ時間が過ぎていく。自分にはあとどれ位の時間が残っていて、どんなことが出来るだろうか等と考えながら、火葬を待っていたり。
今年も1年一歩一歩進んでいきたいと思います。
●7周年 3/7
また今年もこの日がやって来ました。とうとう7周年になってしまいました。単純に考えて7年も年をとったという事ですね、恐ろしい。
世間では不惑とか言われる年になってしまいましたけどあちらこちらと迷ってばかりですね。果たして前には進んでいるのでしょうか。 惑っても躓いても、無駄にはならず、何かの足しにはなっていると信じて一歩一歩精進していきましょう。あぁ、介護保険料が乗っかって来ちゃった・・・
●そろそろ引越しのシーズン 2/4
少し前に面白いサイトを見つけました。
NEKOBEYA(http://nekobeya.net/)というサイトですが、その名の通り猫が飼える賃貸物件を集めたサイトです。
ご存知の方もいるかと思いますが、ペット可の物件は結構あるのですが、小型犬ばかりで猫がOKの物件は少ないのです。福岡市とその近郊ですがこれはなかなか画期的なものだと思います。
コラム的な書き物もなかなか面白いですし、興味のある方は覗いてみてください。
●6周年 3/7
ついに1年サボってしまいました。最近ではwinXPのサポート終了に伴い、OSのアップグレードと付随する不具合の修正に掛かりきりです。 実際当院のページはIE8で作成・チェックして来たわけですが、IE11とか、googleのcromeで見てみると表示がかなり壊れているのが分かります。
現在ある程度の修正が出来てますが、まだまだ出来上がってない部分・古い形式で作っているために後々不具合が出そうな部分の修正などをチョコチョコ修正してます。
なんとか無事6周年を迎えました。上手くいったり、駄目だったり、生まれたり、亡くなってしまったりと様々ありますが、常に何かしら得ながら歩んでいきます。 消費税8%に上がってしまうのが困ったところですが、出来る所から少しずつ進めていきたいと思います。
●5周年 3/8
書きたいことは結構あるんですけど、なかなか書けませんね。猫タクシーを見かけたり、どんど焼きに行ってきたり…。
当院は無事5周年を迎えました。亀の歩みのようですが、少しずつ前進してます。目指すところは遥か先の様で、目視は難しいみたいですが、何とか頑張って進みます。
安部さんに頑張ってもらってしっかりと景気浮揚をしてもらわねばなりませんなぁ。
●節電 7/9
またしても放置されて数ヶ月、本日は夏真っ盛りな好天でした。
九州各地の皆様には、九電から計画停電のお知らせが届いてるかと思います。うちでも夏場に電気止まったら暑さで死んでしまうとか、ワクチン腐っちゃうかもとか、そもそも電子カルテなのでPC動かないとカルテの参照も出来ないとか心配しておりました。
葉書によると、当院の地域は何とか無事?計画停電の対象外となっている様なので、ホッと一安心でした。発動されなければ何の問題もないのですが、こればかりは猛暑か冷夏かでずいぶん違うでしょうから、難しいところですね。
ひとまずいろいろな意味で何とか無事にこの夏を乗り切らねばと思う今日この頃。
●4周年 3/7
半年ほど放置してしまいましたが、何とか頑張って今日は更新しておかないといけませんね。
当院は本日無事4周年となりました。少しずつ、一歩一歩前進してより良く、より幸せになっていくことが出来ればいいなと思います。
昨年はこれを書いたすぐ後に東北で驚くほどの地震が起きて春の雰囲気は吹き飛んでしまいましたが、今年は何事も無く、暖かい春になって欲しいと思いつつ。
●花火が 8/7
ブログとか毎日更新できるまめな人は尊敬に値しますなぁ。私は月1も更新できないというのに。
早いもので今年も姪浜の精霊流し花火大会が迫ってきました。とりあえず協賛金出してるのでPRしておきましょう。
8/15の20:00よりスタートで、能古島渡船場のおとなりのマリナタウン海浜公園が会場です。
今年は大地震があったりで落ち込みがちなご時勢ですので、楽しめるときはしっかりと楽しみましょう。
●微妙な忙しさ 6/26
子供が頻繁に熱を出す時期なので、なかなか時間的に色々やってる時間が取れずに困ります。
今年はフィラリアに感染してしまった子が多いように感じます。去年が暑かったせいかも知れません。
フィラリアは感染してしまうと出口のないところに寄生するので非常に面倒な寄生虫です。とにかく予防をしっかりとしましょう。
月曜は夜に震災復興チャリティレクチャーがあるので行ってこようと思ってます。
●東日本大震災支援 4/21
震災から1ヶ月以上経ち、僅かずつではありますが復興の槌音も聞こえてきました。
被災地である石巻でも動物救護センター(http://tohoku-arc.com/ishinomaki/)が立ち上がり、ご自身も被災者でもある先生方が頑張っておられます。人優先で後回しにされがちな動物のほうにも何とかようやく手が回り始めました。
当院でも何かできることはと考え、まず義援金箱を設置、その後県獣医師会の義援金要請がありましたので、そちらに送ろうと思っています。
また、患者様より不要になってしまった療法食を譲り受けましたので、当院の在庫療法食とともに支援療法食の窓口になっている日本小動物獣医師会(http://www.jsava.com/)宛に送付しました。
あと、もう1つ。当然我々はペットを飼っている家庭がお付き合いの対象となっている訳ですが、もし被災して避難所暮らしになってしまった場合には一緒に暮らしている子達はどうすればいいのか。現在避難所に動物を連れて行けるスペースを確保する等の要望の為の署名を実施しています。
個人では大したことが出来るわけではないですが、少しずつでも協力できればと思います。
●想定外の大災害 3/17
子供から貰った風邪がなかなか落ち着かないで困っていますが、外では、そんな風邪なんかどうでも良い様な大災害が起こってしまいました。私も親戚が宮城で避難中、友人が帰宅難民と化してました。
地震・津波の被害に遭われて、不幸にして亡くなられた方のご冥福を祈りつつ、何とか無事生存されている方の生活が一刻も早く平静を取り戻す様願っております。
さて、地震に関連して色々なイベントが中止・自粛されてますが、直接関係ない地域のイベントは積極的にやっていったらどうかと私は考えます。
これからどうあってもお金が必要になってきますので、経済を止めるよりも回していく方が良いのではなかろうかと。
例えば地震後2日位のテレビ。CMやってる場合じゃないとか言ってたが、きちんと整理されない情報垂れ流されても迷惑だし、そういう情報ならネットで充分。マスコミに求められる1番は情報を整理することだと思う。 その時間に放送予定だった番組のCMスポンサーと連絡とってテロップでも入れてCMの収益寄付するからよろしくとか言ってCM流して、CMの間にキャスターがきちんと情報整理して頭に叩き込んで報道するとかね。
ジャニーズコンサート中止したらしいが、奴等の人気を考えると西日本に行ってチャリティコンサートやった方が金集められて良いのではないか。
公営ギャンブルも色々中止してるが、チャリティレースにしてしまって収益寄付しますとかしたらどうか。まぁギャンブル関係は結構法律で雁字搦めで無理な可能性はあるが・・・
自粛するのは構わんが、あるいは現状東日本でやれとは言わんが、何もしなければ1円も生まれない。純然とした懐からの寄付よりも何か一緒になってやれる事の方が価値が出てくるのではないかと思う。
義援ペットフードはまだ受け入れてもらえない様だが・・・まぁ人が優先だろうしね。とりあえず募金してくるか。
●3周年 3/9
いつの間にかといった感じでもう丸3年になりました。今年も3/7に書こうと思っていたら、ここ2日位、子供の風邪がうつってヘロヘロになってました。
亀のような歩みではありますが、1歩1歩自分の能力向上と設備の増強をしながら何とか3年やってきました。まだまだ足りないもの・分からないこと・出来ないことが多々あり、それを克服できるよう努力していかねばなりません。
これからも精進してまいりますので、ご協力・ご指導、よろしくお願いいたします。
しかし子供殻もらった風邪は強烈だった・・・。
●どんど焼き 1/12
相変わらず寒いですね。寒くて雨は最悪です。せめて積もらない程度に雪ならまだ助かるのですが。
ここ3年は毎年この時期にどんど焼きに行って、去年の縁起物や注連飾りを焼いてもらってます。病院の近所ではなかなかやっていない、やっていても時間的に無理な部分があって、城南区まで遠征してます。元々私は城南区の人なので、西区で場所を探すよりも楽だったりします。
今年は朝から雨~霙交じりの天気でどうかな~と思う部分もあったのですが、無事開催されました。が、とにかく寒い!濡れてるので火の着き悪いし、灰はボカボカ降ってくるし結構大変でした。炊き出しの豚汁が泣くほど暖かい。
午後には今度は十日恵比須へ。祈願とお茶とはまぐりのお吸い物とお土産、さらに福引しました。今年は縁起物は宝船もらいました。ゆっくり出来ればよいのですが、なんとも慌しい1日になってしまいました。
●大晦日 12/31
今年の年末年始は大荒れの天気になるようですが、大晦日現在、雪だけならまだしも、風の強さには閉口させられます。ま~この分だと明日の初日の出は拝めそうにないですね。
ちょっと風邪が治りきってない状態ですがこれから年越しそばを食べて、除夜の鐘を突きにいってこようかと思います。初詣は、明日が仕事なので明日にでも行くのが良いでしょうか。
今年の反省と、来年に向けての目標をしっかりとしていかなければならないですね。
とらにゃんは再びダイエットに挑戦か?克嘉君は立ち上がるのが目標か?
●0泊3日大阪の旅 11/23
今年も大阪で開催される動物臨床医学研究会の年次大会に行ってきました。11/19(金)夜~21(日)まで3日間大阪国際会議場されるのですが、さすがに3日全部出るわけにもいかないので、21日のみの参加です。
例年始発ののぞみを使っていたのですが、会場着が9時ギリギリになってしまうので、今回は夜行バスを使ってみることにしました。 土曜夜の出発で朝7時前に梅田のヨドバシ前に到着です。しかし夜行バス眠れません。これは結構辛いものがありました。
しかし会場着は7時ちょい過ぎで、まず聞けないだろうと思っていたモーニングセミナー(朝食付き!)を初めて聴くことができました。使える時間が限られてますのでとてもラッキーでした。 その後も講義を聴いたり、企業展示スペースで色々と買い物したり、有意義な時間が過ごせました。
そして、帰りも夜行バス。さすがに帰りは眠れましたが、福岡着は7時前、家に帰って風呂に入ってすぐにお仕事です。
国際会議場12階から、朝焼けの大阪の町をパチリ。
●11/3動物愛護フェスティバル 11/7
11月3日市役所前広場にてお仕事してきました。市獣医師会のスペースの設営、介助犬募金の贈呈式の賑やかし等が内容でした。
当日は天気もよく、去年のように風もなかったので非常に過ごしやすい気候でした。ワンコやニャンコ、はてはウサギまでやって来ていました。
ただ、場所が場所だけにビルの影になり日が翳ってくる2時以降は相当冷えてきたのではないかと思います。
●おまけ 11/6
●夏休みの宿題~観察日記 完 9/23
●夏休みの宿題~観察日記 2 9/3
みかんの葉がかなり食い荒らされて、上の方はほとんど丸坊主になってしまいました。
ある朝チェックしてみると、前日まで5匹以上居た幼虫が忽然と姿を消してました。その後見つけた蛹が2つ、大きさ的にバラつきがありましたので、全てがさなぎになってるとは考え難いので鳥に食べられたか、雨に打たれたか、自由研究に困った小学生に持っていかれたか(笑) まぁ、また卵が産み付けられているので10月位までは楽しませてくれるでしょう。
しかし、蛹から孵った蝶はなかなか写真に収めるのが難しいですね。近寄るとあっという間に逃げられてしまいます。とりあえず努力の結晶を・・・
●夏休みの宿題~観察日記 8/27
病院の外に、患者さんからの頂き物の夏みかんの種を植えたら生えてきた木が数本あります。
まだまだ小さいので花も実も生らないのですが、匂いに誘われてか、アゲハ蝶がやってきます。夏みかんの葉の裏に産卵していき、どんどん幼虫が孵ってきてます。
結構葉を食い荒らされて木の方はみすぼらしくなってしまって困るのですが、幼虫の方は元気に育っています。
●ちょっと花火2 8/24
●ちょっと花火 8/12
そろそろお盆の民族大移動の時期ですが、夏バテは大丈夫でしょうか。
春は寒かったと思えば梅雨は大雨、そして梅雨明け後からはひたすら猛暑で人も動物も参ってきてるのではないでしょうか。
8/15に能古渡船場付近で姪の浜精霊流し花火大会が開催されます。確か12日の新聞に折り込みチラシが入るはず。うちでも毎年協賛金出してるのでとりあえず宣伝しておきます。
台風一過、綺麗に晴れてくれればいいな~と思いつつお盆にも仕事に励まねば。
●口蹄疫 6/2
子供の夜泣きと猫の朝鳴きで寝不足な今日この頃、口蹄疫は一向に収束する気配がありません。
我々が学生の頃、口蹄疫が国内で発生したら日本の畜産は滅びると教えられてきました。某大臣は事の重大さが分かってなかったんでしょうね。
口蹄疫の最大の問題はその感染のスピードでしょうか。致死率が低く、伝染力が強いというかなり嫌なタイプの伝染病です。感染しても死なないのでダラダラとウィルスを撒き散らしますし、空気伝播しますので、かなり広範囲に飛んでいきます。
宮崎で殺処分によって懸命に牛豚(偶蹄類)の空白地帯を作って広がりを抑えてるところに招かれざる客も・・・・
空気が読めてるのか某農水大臣。恐らく今現地宮崎に一番来て欲しくないのが御大臣等の政治家だ。あれだけ懸命に車やら人・物の消毒やらでウィルスを外に出さないように頑張ってるところに、
黒塗りの車でお供をぞろぞろ引き連れてやって来て、消毒もそこそこにちょろっと覗いて自分頑張ってますアピール。
そりゃ現場の人切れますよ。
切れついでにもうひとつ。某宮崎県知事が種牛の殺処分を回避するように陳情していた。心情的には非常によく分かるが、トップの発言としてはいただけない。
感情的なもの・経済的な損失と周囲に対する社会的責任等を考え合わせた上で、全てを飲み込んだ上で殺処分を進めていかなければいけない。1日遅れればそれだけ被害は広がっていくのは今までの経過からも痛いほど分かっているはず。
知事というのはそれだけの権限と責任が伴うものだと思う。
●バタバタしてますね 4/20
本日狂犬病の集合注射で能古島に行ってきました。
朝から雨で、これは日頃の行いかな~等と思っていたら、現地では雨が上がっており、良い状態で注射が打てました。
しかしそれにしてもすぐそことは言え、島は大変ですね。13:40目標で行こうとすると、12:15の船に乗らないといけないという。
午前の診療終わってすぐに飛び出して船に乗り、同行の松原先生と能古バーガーを食べる。時間を潰してさて公民館・・・と思ったらやたらと寂れてる
何かと思ったら移転してました。今では綺麗な建物になってますね。
5日に子供が生まれ、仕事上では狂犬病や何やらと忙しく、なかなか更新がし難い今日この頃ではありますが、頑張って更新してみました。
宮崎で口蹄疫が出たというニュースが流れてますが、日本で発生してないウィルス病が出ると大混乱になります。狂犬病もしっかり予防接種を受けて、大騒ぎにならないようにしましょう。
●犬の探し物 2/11
お知らせにも以前書きましたが、ただ今頼まれ事のために犬の寄生虫を探してます。
犬回虫・鉤虫・鞭虫・瓜実条虫と探してるんですが、なかなかはかどってません。今の季節が何しろ悪い。まず病院に犬が来ない。今時期はどうしても猫の来院が多めで犬はあまり来ないから見付ける機会が巡ってこない。
そしてノミも付き難い。猫は結構この季節でもノミをくっ付けて来るんですけど、犬ではなかなか見掛けない。よってノミから感染する瓜実条虫も厳しい。
見付かるときにはボロボロ出るのにな~。日頃の行いかな? 去年一生懸命探してた猫条虫は今頃になって見付けて標本にしてたり・・・
●ダイエット経過報告2 2/1
とらにゃんのダイエット計画は目標通りとは行かないものの、割と順調に行っているようです。満腹感サポートも3ヶ月、見た目にもちょっとスリムになったかな?と思えるようになりました。
現体重は家で約7kg、確実に6kg台と言えるようになるまであとちょっとでしょうか。ご飯の量にも慣れてきたのか、あまり朝起こされなくなってきた。
あと一息、頑張れとらにゃん。肉がなくなっておなかのたるみが目立つのは内緒だ(笑)
●ダイエット経過報告 12/24
おデブになってしまっているとらにゃん、現在もしっかり満腹感サポートを食べてます。
現在家のヘルスメーターで7kg台前半。約2ヶ月で1kg弱の減量が出来ている。ちょっとゆっくりだが順調・・・に見えるが、実はここ1ヶ月位体重が変化してない。完全に停滞してしまっている。
これ以上ご飯の量を減らすと朝起こされるし、他の子のご飯を頂戴するようになるので量的な対処は限界に近い・・・。
せめて6kg台にはしたいのだが・・・・・
●大阪強行軍 11/26
11/22に動物臨床医学研究会というものの年次大会に参加するために大阪まで行ってきました。かなり大きな学会で丸2日+αあるのですが、時間が取れないので1日のみ参加。
朝から暗くなるまで色々とお勉強して、企業展示場所でお買い物して(かなりの掘り出し物がある!)収穫の多い1日でした。
が、「不況」という奴でしょうか、企業展示内容などを見ても、全体的に勢いがないかな~と感じてしまいました。何とか早く脱出したいものですね。
最後に大阪ということで、とりあえず山盛りのねぎマヨたこ焼きを。
●ダイエットに挑戦 10/23
うちの猫「とらにゃん」が、元々体格が大きいんですが、最近さらに大きくなったような気がしたので連れてきて測ったら、何と8kg越え。
さすがにヤバいなと思ったのでダイエット計画を立てる。丁度買ってあった「満腹感サポート」を使ってみる。
とりあえず食べてくれるが量的には結構不満そう・・・。うちは多頭飼いなので、取ったり取られたりで量のコントロールがなかなか難しい。
とりあえず目標は3ヶ月で2kg減ということで、精進せねば。
●ネットって何だろう 9/3
すっかり秋の気配が漂う様になってきました。今年は夏らしい夏もほとんどないままに過ぎていった感があります。
さて、インターネットがここまで広く普及し、いろいろな情報をweb上から検索できるようになるとは、便利な世の中になったものです。
こんなマイナーな仕事をしてると、調べ物をしたくてもそこいらの図書館では全くといっていいほど役に立たないので、非常に助かります。
しかし、書籍等から調べるのと違って、得られる情報は玉石混淆。非常に有用なものから明らかな誤り、果ては捏造にいたるまで様々で、ホンモノを探しだすには熟練を要します。
新聞やテレビ等は出来上がるまでに複数の人により検証されており(全てとは言わないが)ある程度内容が保障されますが、ネットの書き込みは誰でも何の校閲も受けずに好き放題書けるいわば便所の落書きであり、信用する前に誰が書いたのか、他のメディアでもそういう情報があるのか、一度チェックすべきかと思います。
●激しい雨 7/26
記録的な豪雨で室見川もかなり危険な水位まで来てたみたいですが、何とか大きな被害は出ずに済んだようですね。
これだけ雨が降ると散歩が出来ずにストレスの溜まる子が増えそうですね。今年の梅雨明けはいつになることやら・・・
この時期になると一気に出てくるのがノミやダニだったり、皮膚炎だったりの皮膚のトラブル。
特に長毛の子は濡れたら乾き難く、皮膚のトラブルにも気付き難い、見付かったときにはえらい事に・・・なんてことも多々ありますので、しっかりチェックしておきましょう。
●新しい子 6/18
ここ最近、おうちに2頭目の新しい子を迎え入れたところで、トラブルを耳にします。
派手な問題ではないのですが、先住の子がどうやらストレスをずいぶんと抱え込んでしまうようで、下痢が結構続いてます。
元気あり、食欲も普通、だけどうんちだけが緩い。検便してみてもそんなに大きな問題はない。さてどうしたものか。
根本的には慣れてもらうのを待つしかないのだけど、下痢はちょっと人間のほうへの被害が大きかったりで何とかしたい。
フェリウェイとか効きそうだな~と、手に入らなくなったものについて考える今日この頃・・・
●耳に届く音 5/31
新型インフルエンザもあまり話題に上らなくなりましたが、我々は毎年恒例の慌しい時期になり、バタバタしてます。
最近お土産に猫用のおもちゃをもらいました。ネズミ型をしていて、振動を感知してチュウチュウ鳴く様になってます。 しかしその音が、病院スタッフは部屋の外に居ても聞こえてるのに、何とびっくり私にはほとんど聞こえないのです!かすかにすずがなるような感じには聞こえるのですが、耳のすぐそばまで近づけないとほとんど分かりません。
最近公園にたむろする若者対策に高音域のモスキート音を流すと言うのは耳にしましたが、まさかこんな形で体験することになろうとは・・・。もう若者ではないらしいです(笑)
●人混みの中で 5/7
今週末までと言う羨ましい方も居るかもですが、GWもほとんどの方は終了したのではないでしょうか?
GW期間中はどこへ行っても人混みにまみれて大変ですが、そこへさらに犬(しかも小型犬!)を連れて行く人をよく見かけます。人が行っても大変なところに何ゆえに犬を引き連れていくのか。
ドッグランやキャンプ等に連れていくのは犬も楽しいと思いますが、激しい人混みの只中に犬と一緒に入っていくのは考え物です。踏まれて怪我をしても文句は言えません。世の中下を見ながら歩いている人ばかりではありませんよ。
●なぜか今頃 4/23
猫の冬の病気といわれるおしっこ関係の病気が、なぜか今時期になって増えてます。
肥満・運動不足・食事・飲水・ストレス等が関係すると言われる猫の下部尿路疾患ですが、最近ではフードの質の向上のおかげで減少傾向にあるといわれてきました。
しかし尿道が結石や血餅で詰まれば命に関わりますし、はっきりとした原因の分からない特発性膀胱炎などもあり、まだまだ警戒が必要な疾患です。
尿路疾患は尿を高度に濃縮して少量排泄する猫の宿命と言えるかもしれませんが、日々のおしっこをしっかり観察して、早期発見早期治療を心がけましょう。
●喧嘩の果てに 4/15
お外で猫がかなり派手に喧嘩をするこの季節、ボロボロになって連れて来られるオス猫が増えます。
咬み傷や引っ掻き傷だけで済めばまだいいのですが、FIVやFeLVといった治療方法のない伝染病に感染する可能性が高くなります。
また、喧嘩の弾みで道に出て車にはねられる子も多くあります。はねられると最悪半身不随や即死(ある意味最悪は行方不明かも)となりますので大変な状態にならないように、ニャンコはお家の中で飼うのが良いでしょう。
●桜満開の割に 3/29
桜満開でお花見真っ盛りのこの時期、急激に冷えてきているのが少々気になります。
桜の花の持ちはよくなるかも知れませんが、体調は崩しやすいですね。元々季節の変わり目には調子を崩す子が多いのに、異常に暑かったと思ったら今度は冬に逆戻りしたような寒さで、今年は輪をかけて多い感じです。 そういえば、なんだか今年はまだ春のにおいを感じてないような気がします。
4月には「春らしく」なって欲しいものです
●3月7日に思う 3/7
早いもので本日で開院1年となりました。
必死でやってきましたが、やっぱりあっという間でしたね。あれが足りてないとか、造るときにああしとけばよかったとか思うことは多々ありますが、何とか上手くまとまってくれていると思います。
それに比べると院長の頭と腕がまだまだですね~。あの部分の勉強不足とか、技術的に未熟だとか、説明が上手くまとまらないだとか毎日のように挫折します。
めげずにもっともっと腕と頭を磨いていかないといけませんね。
明日は昨日より1歩前に!来年にはもっとレベルアップしてるように!精進します。
●今年の冬は 2/26
この冬は急激に寒い日も何日かありましたが、全体的に暖かい日が多いですね。しかも雨がよく降る。
そんな地球温暖化の影響か、たまたまなのかはわかりませんが、今時期にすでにマダニをくっつけている子をちらほら見つけます。しかも幼ダニを。
マダニは満腹するほど血を吸うたびに地面に落ちて脱皮していきますので、ノミの様に体にくっ付きっぱなしということは考え難いのです。
それが今幼ダニをくっつけてるとしたら、もうすでに草むらで親ダニが産卵した卵がかえっているということに。
まだ2月だと言うのに・・・・。このままいけば通年予防しないとダメになってしまいそうですね。ストップ温暖化!
●犬の中毒 2/5
猫の中毒について書いたので、今度は犬の中毒について。
中毒を起こす有名なものとしては玉ねぎやアスピリンなどがありますが、そんなメジャーなものは置いておいて今回はブドウです。
何でブドウが!っていうのは実はよく分かっていないんですが、ブドウ中の成分が腎臓に障害を与えます。
体重1kg当たりブドウ約20gで急性腎不全を引き起こす可能性が出てきます。そして、ブドウの成分が濃縮されたレーズンでは体重当たり3g程で異常が現れる可能性があります。
腎臓は壊れたら壊れっぱなしの再生しない臓器ですので、治療が遅れると腎不全から命に関わる場合もあります。
犬は甘いものが大好きですので、果物は格好の獲物となることが多いです。気をつけましょう。
●猫の中毒 1/27
猫は小さな犬ではない。とは獣医業界ではよく言われることですが、猫は犬や人と比べると代謝関係がだいぶ異なります。
ほぼ完全な肉食ですので基本的に甘味を好まなかったり、タウリンが体内で合成できなかったり、肝臓で分解できないので市販の解熱剤関係はほとんどダメ(1錠で命に関わる)だったり。
まさかこんな物で、と思うのが、ここ数年のうちの流行のサプリメント。コエンザイムQ10やαリポ酸の入ったダイエット系のものは要注意です。
CoQ10はさておき、αリポ酸が猫に激しい肝障害を起こすと言われています。ここで大きな問題は、その致死量。体重1kg当たり30mgと言う報告もあり、ものによっては1錠で危険ゾーンに突入してしまうという程です。
現在のところ解毒方法は分かってないようですが、吐かせたり、吸着させたり、排泄を促進したり、何らかの手を打たないと危険です。見つけたら特になんともなさそうでもできるだけ早く病院で処置を受けましょう。
人間にしてみれば何でもないサプリメントですし、アルミの袋なんかに入ったまま放置することも多いかと思いますが、猫のカジカジで食べてしまうのを予防するためにもしっかりとしまっておきましょう。
●寒い日に思う 1/15
新年行事もようやく片付き、そろそろ落ち着いてくる頃でしょうか。
年明けからずっと寒い日が続いてます。毎日のように雪が舞ってるところなんか何年も見てなかった気がします。
こんな寒い冬はお外にいる子には大変でしょう。特に歳を取ってくると代謝も落ちホルモンバランスも悪くなり、体温が上げられなくなって動けなくなったり凍傷にかかる子もいます。
何とか少しでも温かく、湯たんぽマットを使って、しっかりとご飯とお水を取れるようにしてあげましょう。
キーワードは甲状腺ホルモン?
●2009新年 1/3
新年明けましておめでとうございます。
お正月気分ももそろそろ終わりで、普段の生活に戻っていかねばな~と感じております。
雪もちらついたりと久しぶりに寒い新年の到来となりましたが、体調は大丈夫でしょうか?
風邪引いたり、お腹を壊したり、太ったり(笑)、いろいろあるかと思いますが、明日日曜日で何とか元に戻しましょう。
2009年を良い年にしていきましょう。
●年末年始 12/30
いよいよ2008年も残すところもあとわずかとなりました。私にとってはこの1年、生活や仕事において激動の年となりました。
新しいことを始めるというのは、楽しい反面もの凄いエネルギーを必要とします。尚且つ肩に余計な力が入りすぎたこともあり、さすがに疲れました。
来年はもっと肩の力を抜いて、それでも1歩でもより高い所を目指してやっていかねば。
年末年始の人の往来が激しくなる時期ですので、人もそうですが犬猫も体調を崩しやすくなりますので、十分気をつけて新しい年を迎えてください。
2009年が良い年でありますように。
●マイクロチップ2 12/18
8月にマイクロチップについて考えてからしばらく経ち、色々ありまして、今回マイクロチップ導入を検討しております。
動物管理センターのマイクロチップリーダーもきちんと使われ始めたみたいだし、そろそろいい時期かなと。
挿入は針が結構太いので、ちょっとばかり大変ですが、固体の特定というメリットは大きいかと思います。 もし痛いのはちょっと・・・と言う場合には、たとえば避妊や去勢等の麻酔をかけるときに入れるのもありだと思います。
すぐに全てをという訳にはなかなか行きませんが、普及率が向上すれば必ず役に立ってくれるハズです。
書類書いたりする手間が増えるんですけどね~(笑)
●マラソン 12/6
福岡国際マラソンが12/7に開催されます。
年末の風物詩と言うか、これがあると「あ~、今年ももうちょっとだな~」などと思うわけですが、
よくよく考えてみると、病院の前を通っていくことになります。当然交通規制が入ります。何てこったい!
調べると、スタートは12時かららしく、12:10~12:400辺りまで通行止めになるらしい。
気持ちよく営業妨害だ~!!と叫びたい気分ですが、仕方がない。早く終わらせて、沿道で旗でも振りながら観戦せねばなるまいか・・・・
ここはトップ選手の力強い走りでも拝ませていただきましょうか。
はてさて、どうなりますことやら・・・。
●お腹の中の寄生虫2 11/27
再びおなかの寄生虫の話。今度はノミからうつる虫、瓜実条虫のおはなし。
瓜実条虫はいわゆるサナダムシの仲間の寄生虫で、ノミを介して犬・猫に寄生します。
細長い体には節がたくさんあり、しっぽの方から節が千切れて便中に排泄されます。
出てきた節は米粒くらいの大きさ(瓜の実状)で、便の中や肛門の周りでシャクトリムシの様に伸び縮みしながら暫く動きます。
数時間もすると乾燥してゴマ粒大の大きさになります。 出てきた節の中には瓜実条虫の卵がたくさん詰まっており、そこから出た幼虫はノミの体内に入り、そのノミを犬猫が食べることにより感染します。
単純な検便では滅多に引っかかってこないので、発見にはまず今までのノミの寄生の確認(虫体・黒いノミ糞)、肛門周囲や便、あるいは寝床周辺の片節の確認が大事になってきます。
もし見付かったら、虫下しと共にノミの駆除・予防もきちんとしましょう。
●お腹の中の寄生虫 11/18
犬猫は様々な寄生虫に感染する可能性を持っています。特に小さい子・お外に出る子はその可能性が高まります。
お腹の中に寄生する寄生虫は、はっきりと目に見えるものから、肉眼では確認できない小さなものまで様々です。
恐らく最もよく目にするのが、もやし位のサイズの回虫(犬回虫もしくは猫回虫)。母親からもらってきての感染がほとんどです。
回虫は大人の免疫力がしっかりしている子には感染していられませんので、6ヶ月位になると普通は自然と排出されます。
その時によく見付かるわけですが、便の中と共によく見付かるのが吐物の中です。
回虫は便中の卵を介して人にも感染します。まだ若い子の便と吐物はしっかり確認しておきましょう。
回虫はかなりたくさんの卵を産みますので、検便をすれば見落とす可能性は低いのですが、寄生している回虫がまだ卵を産んでない場合にはいくら検便しても残念ながら分かりません。
酷い場合には、ある日検便してみたが全く問題なしで、翌日再度検査すると回虫卵がボロボロ出てたなんてこともあります。
特に小さいうちには間を開けて数回の検便をしておきましょう。
●やっぱりおしっこ 11/11
寒くて布団から出るのが辛い時期になってきました。
同時に犬猫(特にニャンコ!)の膀胱炎が多発する時期でもあります。
膀胱内には頻繁に細菌が侵入していると言われています。それでも簡単に膀胱炎にならないのは、定着する前におしっこで流し出されてしまうからです。
ところが何らかの原因で細菌が増殖して膀胱壁に取り付くと炎症を起こし、血尿や頻尿などの症状が現れます。
冬は飲水量が減るためか、運動量が落ちるためか、膀胱炎を非常に起こしやすい季節です。しかも細菌の関与しない特発性膀胱炎なんてのも増えます。
我が子たちの尿量・回数・色、しっかり確認しておきましょう。
●子ニャンコ発見 10/26
春から秋にかけて、子猫がよく拾われてきます。
気付かない人には全くわからない様なのですが、見つける人はホントによく探し当てます。庭などであればまだ分かりやすいでしょうが、公園の植え込みや溝の中など「何でこんなところから」という様なところからも。アンテナの張り方の違いでしょうか・・・
さて、当の子猫は、心無い人に捨てられたものもありますが、多くは親とはぐれてしまった迷子猫です。 母猫は授乳の時期には外敵に襲われないように頻繁に巣を移動させます。その途中で子供を落としてしまったり、元の巣に戻れなくなる場合があり、その子達を我々が見つけると言うわけです。
見つけてしまってお家に迎え入れようかというときは、とりあえず何とか暖かくしてまずはミルクでも。そしてチェックするのは風邪とノミと寄生虫でしょうか。
目鼻の周りは涙鼻水でグシュグシュになってないか。ノミ本体あるいは黒い粒状のノミの糞はいないか。お尻の周りは汚れてないか。病院で健康チェックと検便をしましょう。
元気にしていれば、ワクチンを打って伝染病の予防をしていきましょう。先住の子がいる場合はお互いのために暫く離しておきましょう。エイズや白血病に検査も必須になりますね。
天からの授かりもの、苦労も増えますがたくさんの喜びももたらしてくれます。
●トラブルに対して 10/9
現在当院で使用しているレンタルサーバに9/27位から障害が発生しています。
そのせいで10/3までメールを受信できない状態になってました。とりあえずの応急処置で現在は受信可能にはなっていますが、大元のメールサーバは未だ復旧されていません。
ここまではよくある話(にしては異常に長すぎるが・・・)なのですが、問題はサーバを持っている会社の対応なのです。
障害に対する公式なアナウンス一切なし、問い合わせても自動返信の様な答えばかり。異常が起こって現在原因調査中だとか、どういう範囲で異常が起きてるだとか、こういう原因があって復旧に何日掛かりそうだとか、サービス業でやってる以上、報告するべきことを一切やらない。
そこで「障害が起きるのは仕方ないが公式にアナウンスすべきでしょう」とサポートに送ると、「内容証明郵便で送れ」などと返事が来る始末。未だに我々ユーザーの求めているアナウンスは無し。
サポート自体はおそらく外注で、決まりきった対応しかしないようになってるのでしょう。そこを責めても始まりません。問題は会社の体質ですね、恐ろしい。
ここでキーキー怒ってるだけでは何も生み出しませんので、なんとかこの経験を役立てるためには困った会社の対応を反面教師としなくては・・・。
我々も、今何をすべきなのか、何を求められているのか、しっかりとアンテナを張ってそれに答えられるように努力しないと。
●ダックスの憂鬱 9/24
ここ数年の間、人気No.1の座に君臨してきたミニチュアダックス。
その子達が次第に年を取ってきて、椎間板ヘルニアを見かけることが多くなっています。
椎間板ヘルニアは背骨と背骨の間のクッションである椎間板がはみ出してきて、近所にある脊髄を圧迫することにより起こります。
ダックスは活動犬で胴が長く、力学的に腰に負担が掛かりやすい。軟骨異栄養性の犬種で椎間板が硬くなりやすい。などの特徴から特に椎間板ヘルニアになりやすい犬種として知られています。
人もよく椎間板ヘルニアになりますが、人間の場合は骨盤に近い場所で起こるため、末梢の神経圧迫だけで主な症状は「痛み」になります。
対して犬は腰の上の方で起こることが多いので、脊髄を圧迫します。痛いうちはまだいいほうで、悪化すると後ろ足の麻痺などが起こります。
そういう場合には慌ててください。早いうちに治療を開始しないと、圧迫された脊髄が死んでしまったらほぼ回復は望めません。
予防策として、年をとってきたらあまり激しい運動はさせない、腰に負担の掛かる抱き方(脇のところを抱える)をしない、普段の行動から変化はないか、などに気をつけましょう。
●避妊・去勢2 9/15
避妊・去勢について考える2。
犬や猫への避妊・去勢は人間と共生していく上で重要ですが、どうしてもメリット・デメリットが出てきます。
まずメリットに関しては、性ホルモンによって起こる行動を無くしてくれるということ。オスであればマーキングや攻撃性を抑えることが出来ます。メスでは発情とそれに伴う行動が無くなります。
さらに生殖器関係の病気を激減させることが出来るということ。オスの精巣・前立腺の疾患、メスの子宮卵巣の疾患・乳腺腫瘍が大幅に減らせます。
そして、デメリットとして1つ大きいのが、太りやすくなると言うこと。同じだけ食べて、同じだけ運動していても確実に太ります。しっかりとしたごはんのコントロールが必須です。
あと、稀に性ホルモンに関連した尿失禁などが言われています。
最後に1つが、麻酔。完璧な麻酔がない以上どうしようもないことですが、麻酔に対しての特異体質の子が存在します。
とはいえ事前にきちんと検査をし、麻酔時には事前の処置とモニターをしっかりとしていれば、交通事故で亡くなるよりもはるかに低い確率のはずです。
メリットデメリット考え合わせても、避妊去勢をする価値は高いと思います。
●避妊・去勢 9/12
避妊・去勢について考える。
犬や猫に対しての避妊・去勢などの中性化は、長い共同生活を送る上で重要なものの1つです。
犬猫共に大体7~8ヶ月程度で性成熟を迎えます。そうするとメスでは発情生理が来て妊娠可能になり、オスではそれに反応して暴れまわったり、攻撃性が増したりしてきます。
そこで、避妊・去勢を行う時期としては、技術的には生後3ヶ月程度の時期から十分出来ますが、成長に関わるホルモンを分泌する臓器ですし、 麻酔の安定性なども考え合わせると、少なくとも体がしっかり出来てくる生後6ヶ月以上、できれば8ヶ月~1年経ってからにしたいところです。
生き物のことですし、人間側の都合もありますのでなかなか思い通りにはいかない場合も出てきますが。
室内飼いのオス猫でマーキングがどうにもならないとか、同居の子がいて早めにしないと折り合いが悪いとか。
その辺は人と生活していく以上、折り合いを上手くつけながら、仕方ないときはちょっと早めでもやってあげる方が後々の為になるでしょう。
●ワクチンアレルギー 9/3
ワンコやニャンコに免疫力をつけるために必要な混合ワクチン。
中身は毒性の低くなった病原体、あるいはその死体。加えて作用を増強するアジュバントなど。
元々が体に対して異物で、それを攻撃させることで免疫力をつけるものですので、なかにはその反応が強く出過ぎてしまう場合があります。それがワクチンアレルギーです。
滅多に出るものではありませんが、ワクチンを打った後はよく観察しておきましょう。
10分程度出るアナフィラキシー、数時間で出るじんましん様の症状などは命に関わる場合もあります。
アレルギーが出てから慌てなくても済む様にワクチンを打つときは診療時間ギリギリではなく、余裕を持って行きましょう。
●民族大移動 8/19
相変わらずの暑い日差しと激しい雷雨ですが、毎年恒例ともいえる民族大移動、もといお盆もようやくおしまいになりました。
人の動く時期には犬猫ウサギも一緒に移動します。そうすると問題になるのが体調不良です。パタリとご飯を食べなくなったり、下痢嘔吐、問題行動と、ストレスに起因する問題が噴出してきます。
特にウサギさんの食欲廃絶は深刻で、長時間続くと盲腸の細菌が耐え切れず、異常発酵を起こして命に関わる場合が出てきます。
一緒に連れて行かざるを得ない場合には出来るだけいつものケージなど、落ち着けるものを持っていきましょう。
●マイクロチップ 8/8
マイクロチップについての問い合わせが時折あります。
マイクロチップは固体識別用のデータの入った小さなチップを体の中に埋め込むもので、迷子の時や海外へ連れて行く時などに非常に大きな力になってっくれるはずです。
ところが、現在あまり普及が進んでるとはいい難い状況です。各社の規格の問題と、迷子捜索の最前線であるはずの場所で活用されてないということが大きいと思われます。
公共機関によるデータベース管理と規格統一が普及のカギになるはずです。先日動物管理センターで見かけた馬鹿でかいマイクロチップリーダーが借り物でないことを祈りつつ・・・
●デリケートなお腹 7/28
世間は夏休みに入り、夏の暑さもさらに厳しくなってくる今日この頃。日常から非日常へと変わって子供たちは大喜びと言ったところでしょうか。
お盆にかけてのこの時期、調子を悪くする子が多く出てきます。
いつも居なくなるはずの人がいつまでも家にいる、いつもいる筈の人がどこかへ行ってしまった、はたまた知らない人が沢山家に来た、等。
このような事が引き金となり結構ワンコさんはお腹を壊します。結構そういうストレスに弱いので、知らないお客さんが来たときなどにはそっとしておいてあげましょう。
●暑い暑い 7/19
梅雨明け以降ひたすら暑い日ざしが照りつけてます。
アスファルトに囲まれた街中では日中にはお散歩もさせられない季節ですね。
これから増えてくるのは熱中症。熱中症はお外の日差しの下だけで起こる問題ではありません。
たとえ曇っていても、室内でも、高温になり空気の流れない場所ではいつでも起こる可能性があります。特に汗腺の発達していない犬猫は締め切った室内や車中は大変危険です。
特に、ちょっと窓を開けていようが、車の中は逃げ場のない最悪のスペースになってしまいます。ご注意召されよ。
●野生動物 7/9
どうやらハトの雛が巣立つ時期になってきたようです。
巣立ちに失敗して地面に落ちてるハトがよく持ってこられます。
しかし、野生動物を気軽に助けようとしてはいけません。1つはそれが野生の掟だからです。一時の感情だけで手を出してはいけない世界があるのです。その子を一生面倒見るくらいの覚悟がない限りは基本的には手を出すべきではありません。
もう1つは、動物自身助けられるとは感じてくれないからです。彼らからすれば、状況としては窮鼠猫を咬む。そんな勢いで反撃されて負傷する可能性もあります。
それでもなお助けたいと言う方は、動物園に連絡してください。野生動物の中には地域によっては害獣指定されていて気軽に治療していると怒られるものもあります。動物園ならば野生鳥獣保護活動をしてますので持っていけば対処してくれるかと思います。
●恐怖の雷 7/5
4日の夜中は雨と雷がかなり激しかったですね。
特に雷は突然の稲妻と大音響に驚かされます。ネコは余り聞きませんが、イヌでは雷嫌いの子が結構います。
雷の後では精神的ストレスで下痢をする子が多くいますし、突然の音に驚いて走り去っていってしまうという話もよく聞きます。
一度雷の日に宅急便のトラックの中に逃げ込んだ子が、ドライバーに連れて来られたこともありました。
精神的なものですので、少しずつ慣らすのが一番だとは言われるのですが、いつ来るか分からない音に慣れさせるのも容易ではなく、根本的な対策の難しい問題です。
特にお外にいる子はリードや首輪、門扉の再確認をしましょう。
●お口が臭う 7/1
ワンコやニャンコの歯磨きはしっかり出来ていますか?
近年のペット長寿化の中、大きな問題となってきているものの1つが歯周病です。
イヌは唾液pHなどの都合上、虫歯はほとんどないのですが年とともに歯石がついて歯槽膿漏になっていきます。歯周病菌は体の中にも侵入して行き、心臓や肝臓・腎臓など色々なところにダメージを与えます。
それに加えて歯が痛くてご飯が食べられないなんていうことになったらどんどん弱っていきます。
そうならないためにも小さいうちから少しずつ歯磨きの習慣をつけていきましょう。初めは口の中に指を入れるところから、慣れたらガーゼを指に巻いて、やらせてくれる様なら歯ブラシも使ってしっかり磨いていきましょう。
びっちりと付いてしまった歯石は歯磨きでは取れませんので、麻酔をかけて綺麗に歯石を取りましょう。口臭も消えて若返りますよ。
ネコには歯槽膿漏に加えて、破歯細胞という細胞による虫歯が時折見られます。原因は違いますが、結果は人の虫歯と同じですので、食中食後に口を振っているニャンコは要チェックです。
●雨でお散歩 6/22
今年の梅雨は激しい雨が降ってるような気がします。
こうも激しく降られると、ワンちゃんたちのお散歩も憂鬱になってきますが、行かない訳にはいかないという子も多いのではないでしょうか。
びっしょり濡れて帰ってきて、気合入れて乾かそうとするとさっと逃げていく。そんな子は皮膚炎に注意してください。特に長毛の子は知らぬ間に進行して、ただれてごっそり毛が抜けて初めて気がつくと言うケースも多いです。
湿気と体温で皮膚の常在菌が異常増殖して一気に広がっていきますので、予防策としてはとにかくしっかり乾かす!ドライヤーまで使って耳の後ろや足先、お腹周りまでしっかり乾かせるとバッチリですね。
万が一皮膚炎になっちゃったら、お薬使って早いうちに抑え込みましょう。掻くことによってあちこちに飛び火していきます。
●狂犬病 6/17
狂犬病はほぼ全ての哺乳類に感染するウィルス病で、人に感染し、発症すれば100%死に至る伝染病です。感染動物にかまれることで伝染します。
日本での感染は昭和32年以来出ていませんが、近年の狂犬病ワクチンの接種率の低下・韓国や中国での狂犬病の発生などを考えると、いつ出てもおかしくないと言えるかもしれません。
公園でワンちゃんたちに気軽に触れられるのは狂犬病がない日本だからできることなのです。これからもそんなことが「当たり前」にできる国であって欲しいと願いつつ・・・狂犬病ワクチンをお勧めします。
●ノミ・ダニ対策 6/16
梅雨に入り、ジメジメした日が続くようになってくると急激に増殖してくるのがノミやダニ。
ノミは他の犬や猫から、ダニ(マダニ)は草むらで感染しますのでお散歩に行く子達はしっかりと予防していきましょう。
犬に寄生するノミ(ネコノミ)は人間も刺します。蚊に刺されるよりも数段痒いです。
マダニは顔の周辺に小さないぼ状にくっ付いてどんどん大きくなります。かなりグロテスクです。
どちらも吸血と同時に伝染病を媒介する可能性があります。
良いお薬、あります。しっかり予防していきましょう。